社長の”つたえたい想い”
社長の川瀬です。
当社には営業マンや、現場監督などはおいておりません。
元大工である私が現場の中をすべて知り尽くしているので、
元大工である私が現場の中をすべて知り尽くしているので、
お客様のご相談から始まり、打ち合わせ、現場の管理まですべて私がします。
ですから、住宅メーカーの営業マンのような訪問営業はしません。できません(笑)
最初から最後までその先も、お客様に寄り添った理想の家づくりをしたいと思ったらこうなりました。
ぜひお気軽にお電話やメールでお問い合わせください!
またお時間があれば、ぜひ川瀬建築に来てください。ど田舎ではありますが(笑)
どの様にすればお客様に、私の【つたえたい想い】を、分かってもらえるか日々、模索中である。十人十色であるこの家づくりには、正解という数字のようにわりきれる答えは出てこない。
こんな意見がある
川瀬建築の施工事例には、洒落た椅子やテーブル、雑貨などが
置いてないから、置いた方が良いと…
確かに、イメージはつきやすいが私の【つたえたい想い】に
そのような演出はいらない!目に見えるものだけで、工務店や
建築会社を決められるお客様には私の想いは中々わかってもらえないかもしれない。隠れてしまえば見えなくなる所のこだわりを、わかってもらえるお客様こそ私の想いが伝わる。
私はこれからもブレることなく私なりに意志を貫く。これから先も施工事例には、何も飾り気のない空間、木の家の素顔を
見ていただきたいと思う。
ある土曜日、
現場に着き、ふと外観を見ていると、建築中の建物の中から
笑い声が聞こえてくる。施主様と大工さんの声である。
そういえば、今までもそうであった
年齢隔たり無く施主様と職人さんがひとつになっている。
これは私が職人さんたちに言ったことでもなく、自然の流れである。
私の想いが職人さんたちに伝わっている。
これがあるから皆が一つになって、施主様に喜んでもらえるよう、
より以上の家づくりができる。
これが顔の見える家づくりだと思う。
私は、施主様に恵まれ、職人さんたちに恵まれている。
嬉しい限りである。
このような環境の中でお仕事させていただける私は、
しあわせものである。
当社はまず、一度来ていただいたお客様に最初に無垢の柱と、集成材の柱を見てもらいます
無垢材とは接着剤などを使わない自然素材の木材で、神社やお寺などでは使われ、
何十年、何百年と建物を守り続けています。対して、集成材とは薄い木を接着剤で貼り合わせた規格品です。そのため、安価で扱いやすくはありますが、集成材は水に弱く、
短期間であればともかく、長期にわたって、雨風にさらされると、数年で木と木の接着部分が剥離し、ばらばらになってしまいます。
20年程度経過した、住宅のリフォームをすると、必ずと言っていいほど土台や、柱の下部に腐っているところがあります。
このように内部に閉じ込められた木の部分は、湿気や雨の染み込みが原因で腐りやすくなります。
土台や柱、梁といった部分は構造材と言われる部分は、家で最も重要なものです。
特に、木造住宅では木材が命です。
現在の住宅では、梁や柱はもちろん土台まで集成材がよく使われています。
25年や30年で建て替えるつもりなら問題はないかもしれません。
しかし、それ以上経っても丈夫な家にしたいと思っているので、
川瀬建築では無垢材を使っています。
先日、長谷川建築様とヤマカ木材様と意見交換会を行いました。
今回は、我々地場の工務店とハウスメーカーとの違いとはなにかという題で議論を行いました。
我々は、質と技術にこだわり、絶対の自信があります。
質とは、家を建てる時の材料のことを指します。
たとえば、我々は、三重の生活に馴染む三重の木を使っていますし、
他の材料についてもこだわって選定したものを自信をもって使っています。
また、技術とは職人さんの腕のことを指します。
建つ家の良し悪しは、職人さんの腕で驚くほど大きく変わります。
腕のいい職人さんと質のいい材料で作るのが我々の家づくりです。
しかし、こうした自信を持っていても、皆さんに知っていただけないことには意味がありません。
我々地場の工務店がハウスメーカーに比べて足りないのは、知名度だけであると思っています。
来年度、皆さんに我々のことを知っていただき、なおかつ、これから家づくりを考える皆さんの力になれるようなイベントをしたいと計画しています。
お楽しみに。
同じ想い
先日、私の右腕でもある棟梁が、こんな風に語ってくれました。
「昔は、親方に付いて仕事をし、そして今は私にも弟子います。
弟子には、大工としてどこを求めるか」と。「大工と一くくりに言っても色々で、決まった仕様ばかりの住宅を建てる会社であれば、その仕様を完璧に習得すれば一人前の大工だけれど、他の会社の違う仕様となれば応用がきかなくなる。ただ、他に行かなければそれはそれでいいと思う。
しかし、川瀬建築のような家づくりは、応用のきく大工を求める。なぜなら、いつもお客さんそれぞれに合った仕様で、1棟として同じ家はないからである。応用のきく大工とは、今までの経験と知識、尚且つ自分で考え、試行錯誤し、納得のいく仕上がりにもっていく力が必要である。川瀬建築の家づくりは、大工の腕に比例する。そしてお客さんとの信頼関係により、アドバイスや相談にも答えられる…そんなことのできる大工は、数多くいる大工でも一握り。そんな大工に弟子たちもなってほしいと思う…と。
このような想いを持つ棟梁と一緒に仕事ができることは本当にうれしく、また出会えたことはキセキでもあります。
人の出会いって、大切だとつくづく思います。